当サイトは、年々業績アップしている介護施設運営を運営するプライマリーグループ代表の梅澤伸嘉を塾長に迎え、「これから介護施設を立ち上げたいと思っている起業家」の方や、「現在介護施設を運営しているが運営が苦しい経営者」をサポートしプロデュースすることを目的とした団体です。
大切なのは“覚悟”があるかどうか
群馬県前橋市 :住宅型有料老人ホーム/デイサービス
株式会社リバティー・アソシエーション
代表取締役 椛澤 奈英 氏
“縁”が後押しをしてくれた
他の介護施設に勤めていたときに、自分のやりたいことができない、方向性が合わないというジレンマを感じていました。
そのジレンマを解消するためには、自分がトップにならなければと思い、独立を考えるようになりました。
しかし独立したいと思いながらも、「本当にやれるのだろうか…」という不安から二の足を踏んでいました。
そんなときに梅澤さんに出会い、「やれるよ」と言ってもらえたことで背中を押され、独立を実現させることができましたね。
きっかけは色々あったものの、いちばんは“縁”、“出会い”が最終的なきっかけでした。
実家を担保に入れての会社立ち上げ
やはり金銭面でしょうか。
立ち上げ当初はお金が無く、融資を受けられるまでは大変でした。
貯金30万円前後のなか、自分の実家を担保に入れて…という状況で事業を立ち上げました。
自分が上に立つ以上、従業員の人生を背負うというリスクも考えなければいけないので、「事業を失敗できない」というプレッシャーも大きかったです。
その他には、書類の作成などの事務仕事にも苦労しました。
私は現場あがりだったため、事務仕事は無知に近い状態でした。自分がやらなければいけないのに、できないことが悔しく泣いたこともありました。
介護施設は利用者に選ばれる立場に
現在、介護のサービスはどんどん多種多様化してきています。
そのため利用者は、自分のニーズに合った介護施設を選ぶ側になってきています。昔とは違い、不満があれば施設を移る利用者も少なくありません。
そうなると“売り”がない施設は需要がなくなり、運営が難しくなっていくのではないでしょうか。
また、介護職員の質が低下しているように思います。介護サービスの多種多様化に対して、職員がついていけていないように感じます。
経営者側が現代のニーズに合わせたサービスを展開したところで、現場の職員たちがついていけていなかったら意味がありません。
そこから、経営者側と職員側の温度差が生じてしまいます。
それらを解消するため、多種多様化するサービス・施設に対応できるような「教育の場」を設けることが重要なのではないかと感じています。
逆境を逆境と思わずに、楽しめるか
1つは、逆境を楽しむことでしょうか。
私は「ダメ」、「できない」と言われても、諦めない気持ちを持つようにしています。「じゃあ、どうする?」と解決策を探ることを楽しむようにしています。
それは自身の方針でもありますし、社の方針でもあります。
もう1つは、どんな人材であろうと責任を持って育てるという気持ちです。
正直、私の会社には個性の強い職員たちが集まっています。(笑)
周りからは「クセがある」、「変わり者だ」などと言われるタイプが、そういったタイプの職員は刺激しあうことで化学反応し、会社の刺激になると思っています。
またそういった職員たちが、どう変わっていくかも楽しみでありますね。
私は人材教育の一環として、職員たちに常に難題を投げ続けるようにしています。
それを自身で解決、乗り越えようとすることで、職員たちの成長に繋がります。
本人たちも気づかない内に、いつの間にか成長できていることを実感しています。
人材教育にはとても有効だと思います。
何があっても逃げない“覚悟”はあるか
すでに起業して悩んでいる人に―
自分自身で入居者や、職員を獲得しようという気持ちが弱いように感じます。
仲介業者に任せる・ネットのみでは、うまくいかない部分が多いと思います。
経営者とは、施設を満床にすることが仕事。であれば、まずは自分から動くべきです。
起業したからには、腹をくくって“経営”の仕事に打ち込むべきです。そのためにも、自分なりのツールを早く見つけるべきだと思います。
これから起業をしたい人に―
何があっても逃げない“覚悟”を持つこと!
私自身も仕事をしている上で、モヤモヤしたり、失敗してしまったりすることがあります。
でも「仕方がない」と気持ちを切り替えられるのは、自分自身で決めた“覚悟”があるからです。
何があっても、自分はみんなを引っ張っていかなければならないので、そのためには覚悟をしっかり持つことが大切だと思います。
介護の創業・再生・経営『 ラブアップ 』に相談してから業績向上した仲間たち