当サイトは、年々業績アップしている介護施設運営を運営するプライマリーグループ代表の梅澤伸嘉を塾長に迎え、「これから介護施設を立ち上げたいと思っている起業家」の方や、「現在介護施設を運営しているが運営が苦しい経営者」をサポートしプロデュースすることを目的とした団体です。
介護には“誠実に信頼関係を築く”ことが大切
群馬県前橋市:こころや田口
株式会社NativeMind
代表取締役 貝瀬 敦彦 氏
警察官という職から異例の転職
祖父母を介護する母の姿を見て、介護という仕事に興味を持ちました。
介護は“社会に役立つ仕事”だと思い、20代後半だった当時、警察官という職から異例の転職に踏み切りました。
当時は介護に関する資格も持っていなかったので、他の介護施設で勤めながら介護福祉士とケアマネージャーの資格を取得しました。
勤めている中で色々な部署を経験するうち、いつか自分の思い描く施設を作りたいと考えるようになったのです。
利用者さんや職員が、笑顔で過ごせる楽しい施設を作りたいと―。それが独立のきっかけでした。
10か所もの銀行から門前払い
まず苦労したのは資金面でした。
最初に手掛けたのが住宅型有料老人ホームだったのですが、施設型の開設となるとそれなりの資金が必要になります。
しかし事業経験がない人間が融資を希望しても、銀行からは門前払いでした。
熱い事業計画書を作成し、必死に訴えて回ったのですが、10か所ほどの銀行に断られてしまいました。
当時を思い返すと、資金の確保が一番大変だったと思います。
また、施設をPRすることにも苦労をしました。施設の特色づけ、個性をどのように出すかなど、試行錯誤しました。
何よりも大切なのは、信頼関係を築くこと
特段、秘訣というのは無いと思っています。
介護は人と人との仕事であり、信頼関係の構築が重要なのだと思います。
対利用者さんであったり、対ご家族であったり―。
もちろん職員や地域、行政との信頼も大切です。
あえて秘訣というのであれば、それぞれの人間に対し、“誠実に信頼関係を築いていく”ことが秘訣でしょうか。
結果が生まれない事態に妥当性を感じる
現在、経営面で老舗の介護施設は比較的安定されていますが、新規参入された施設は苦戦されているところが多いようです。
私自身も「施設の経営立て直しをしてほしい」と、声をかけられることも少なくありません。
経営に苦戦している施設に対して、なぜ経営がうまくいかないのか不思議に思っていました。
ですが話を聞いてみると、納得できる理由がありました。
新規参入される方の中には、「介護は伸びる業界」という目論見だけで運営されている方も多いようです。
それゆえにトップの方針が職員に浸透していない、明確ではないという事態が起きてしまっています。
ただお年寄りの面倒をみるだけ、ただ日常を過ごすだけという姿勢では、結果が生まれない事態に妥当性を感じてしまいます。
やるからには真剣に介護に向き合い、業界を盛り上げようという気持ちが必要です。
介護の業界とは、それほど甘いものじゃないのだと思います。
介護業界をより健全に、より良いものに
これから日本が『超高齢社会』になると言われる中、介護は重要な産業として位置付けられています。
当然、介護は魅力のある業界だと思います。
介護・福祉の業界をより健全に、より良いものにするため、
ぜひとも志のある人たちに立ちあがってほしいです。
共にがんばっていきましょう!志を持つ方々を待っています!
介護の創業・再生・経営『 ラブアップ 』に相談してから業績向上した仲間たち